日本の新しいユースホステルデザインコンペティション

課題「日本文化を触媒とした異文化交流空間」

学生対象

日本の新しい宿泊施設のデザインを募集します

2012 Youth hostel World design competition

主催 株式会社国際交流村

2012 YOUTH HOSTEL WORLD DESIGN COMPETITION

Communication Space as a Catalyst for Japanese
Cultural Exchange

応募作品投票

投票された方には豪華プレゼントを用意しております。
こぞって投票をお願い致します。
I am preparing the gorgeous present for the direction for which its vote was cast. Please all give me vote.
・VAXPOT(バックスポット) アレンジケース 4点セット
・Bag'nBag
・GAMBARU SHOP シークレットウエストポーチ 黒色
・Akafuji あかふじ パスポートカバー [ パスポートケース ]
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THE DAWN OF JAPAN

訪日する多くの外国人観光客は、日本の文化を味わおうと寺社仏閣に訪れる。宿泊施設においても同じニーズがあるが、都心の宿泊施設の現状においては日本の 風情を感じられるような、旅館や古民家風の宿屋と言った所が少なく、そういった施設は比較的宿泊代が高額で宿泊者の経済力によって限定される。
そんな中、経済力に乏しい若者や旅行者にとって、安価で手軽に利用できるユースホステルは魅力的である。
日本の空間構成の手法を取り入れたこのユースホステルでは、お金がなく滞在日数も少ない若者にも日本の空間構成の『粋』というものを、出来る限り感じてもらいたい。そのため、日本の空間構成概念の技法を用い体感してもらう。

■外観■
垂直に伸びる縦格子が外壁から少し間隔を空けて存在することにより、内部と外部の境界線が、視覚的効果により緩やかになり、空間の広がりが生まれる。夜になると内部からの格子の間から一直線の光が漏れ、道路に光の陰影が浮かび上がる。

■1階■
入口を覆うように建てられた格子のアーチ。それは内部の廊下まで続いている。外部と内部の繋ぐアーチをくぐることによって内部と外部の空間的連続性を持たせる。
また、格子のアーチをくぐることにより、神社の鳥居をくぐるように、心理的、身体的に気持ちを安定させる。
机を床に収納することができ、人数に応じて机を増やすことができる、話す相手や時間が変化するように、机も数やグループが変化していく。

■2階■
縁側が連続して設置してあることにより、隣同士のふれあいの場としている。隣の宿泊者と気軽に話をするきっかけにもなる。
また、国際色豊かな利用者層をターゲットとしているため、縁側では異なった文化の日常動作が繰り広げられる。
2階フロアの照明は夜の月明かりをイメージしており、旅の疲れを癒す場として、この縁側がある。

■3階■
個室を抜け大部屋が存在する。大部屋の各ベッドには、障子の仕切りを用いることにより、障子を通し微かに聞こえる会話を聞こえるようにし、心理的つながりを保ちつつ、個のパーソナルスペースを確保できる。また各ベッドに棚を設けており照明が埋め込まれているので、旅を振り返ることができる。またそこに荷物が置けることにより、睡眠スペースが確保できる。

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