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ひとつのおおきな炬燵
初対面の人との会話はわくわくする。
自分の知らない世界を教えてくれる。
いろいろな人と話したい。
でも、たくさんの人と会話をするのは難しい。
おおきな空間にいると、なおさら。
小さな集合の連鎖による、たくさんの人との関わりについて、考えてみる。
随所で小さな会話が生まれ、下町の路地空間のように、全体がつながっていく。
そこは、人と人とを丁寧に結びつける、炬燵のようなあたたかい空間。
おおきな炬燵のあるユースホステルの提案。
私は、大規模ホテルに多くみられる均質空間に疑問を感じる。人々との交流は愚か、自らの寝室以外の利用は少なく、空間全体を認識することが困難となっている。
そこで、いくつかの小さな寝室ユニットをつくり、ユニット内での会話を誘発する。さらに、それらを組み合わせ、間に空間を設ける。路地や土間、縁側空間のように、人々の意思が混ざり合う場となる。
そこへ1枚の大きなテーブルを敷く。これにより、室内には大きく2つの空間が生まれる。
ひとつは、テーブルの下の寝室空間。寝室ユニットと、ヴォイド空間で構成される。広めの空間は土間のようであり、連続した狭い空間は路地のようである。
もうひとつは、テーブル上のコミュニケーションラウンジ。寝室空間のヴォイドがコモンスペースであるならば、テーブル上は、より対象の広いパブリックスペースである。大きなヴォイドの周りは、にぎやかなみんなの炬燵に。小さなヴォイドは、心落ち着く縁側空間に。
小さな集合体による相互の交流は、たくさんの人に共有される形として現れる。現れたヴォイドは、1人から10人、100人と語らい、意思の共有を可能とし、人と人とを丁寧に結ぶ、炬燵のようなあたたかな空間を生む。
物理的にも意識的にも、数々のスケールの空間を共存させることのできる炬燵空間は、日本特有の中間領域を用いた空間構成であり、多種多様な異文化交流の場として相応しいと考える。
