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ヒトつながりの方法
日本建築独自の“境界の曖昧”を表現する。それは空間を1 つにつなげ、人と人をつないでいく。
日本の伝統建築には障子やみせ、屏風などといった空間を曖昧に区切るものが数多くある。それによって個人の動き、声、視線などといった感覚的なものが建物の中で1つにつながっていく。その結果人と人がつながっていく。
来日した人はこれから始まる旅行生活に胸を踊らせているだろう。しかし少なからず不安も抱いている。それは旅行者なら誰もが味わうだろう。知らない土地や分からない言葉。
初めてのもの、分からないものに不安を感じる。
この不安は日本人には解決できない。もちろん優しく接することで日本人に対する緊張を減らすことはできる。だが知らない国にいるという根本的な不安は知らない国に住む我々日本人には解決できない。
では誰が解決してくれるのか。それは同じ境遇にある旅行者ではないだろうか。自分と同じように分からないことだらけのその旅行者は共感できることが多い。日本人ってこういう人が多い、日本食ってこういう味がする、など初めて経験したことを分かち合える。
そういったコミュニケーションを旅行者同士で育んでほしい。
そこで日本伝統建築にある“境界の曖昧”を表現する。
具体的には穴の開いた棚で空間を区切っていく。
区切るといっても穴が開いているので動きや視線、声などは隣の部屋にいる人にも伝わる。区切られているがつながっている。その曖昧さに日本建築の伝統がある。
この曖昧さを立体的にも広げていく。地上レベルには広間や交流スペースなど公共空間を設け賑やかさを演出する。対し上には寝室を設けプライベートな空間をつくる。ここで公共性とプライベート性をグラデーションしていく。上から下に向かって1人用の寝室、核家族用の寝室、交流スペースといった具合である。このように空間を1 つにつないでいく。それは日本を訪れる人々を1 つにつないでいく。
